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2007年 07月 03日
タレントでジュエリーデザイナーの羽賀研二(本名・當眞美喜男)容疑者(45)らによる恐喝事件で、プロボクシング元世界王者、渡辺二郎容疑者(52)らがマンション賃貸業の男性(51)を恐喝したとされるホテルでの交渉に、羽賀容疑者らから依頼を受けた弁護士が立ち会っていたことが2日、大阪府警捜査4課の調べで分かった。
同課は、弁護士を立ち会わせて事件化を防ぐ狙いがあったとみている。 調べによると、男性は昨年6月7日午後、大阪市内のホテルに呼び出された。渡辺容疑者らがラウンジにおり、弁護士が立会人として同席。羽賀容疑者はいなかった。 1000万円で約4億円の債権を放棄するという書面に署名しないでいると、渡辺容疑者らは弁護士が座るテーブルから見えない柱の陰の席に連れて行き「どないするんじゃい」と脅したという。男性は債権を放棄することにし、現場で1000万円が支払われた。弁護士は恐喝の計画を知らなかったとみられる。 男性は2日、サンケイスポーツの取材に応じ「あいつだけは許せない」と憤りをあらわにした。男性は羽賀容疑者とは10年来のつきあいがあり、現金を用立てたり、飲み歩く懇意の仲だったという。恐喝事件の当日の様子については「山に連れて行かれて埋められると思った。生命の危険を感じた」と生々しく告白した。 また、羽賀容疑者と男性が平成13年に交わした未公開株の購入代金3億7000万円の元本保証を確認した文書が、渡辺容疑者宅の家宅捜索で見つかったことも判明。同課は、現場にいなかった羽賀容疑者の事件への関与の裏付けになるとみて調べている。 羽賀容疑者は2日午前8時55分、大阪市中央区の府警本部から白いワゴン車で大阪地検に送られた。報道陣約50人が見守る中、捜査員に両側を固められ、後部座席中央で終始腰を深く折って上体を前に倒したままだった。
by afnews2
| 2007-07-03 09:40
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